2020年上期のギャラリー
2020.06.21(日) 部分日食特集 (画像クリックで拡大表示されます)
Ksさんは三島市の山中城址で撮影してきたのですね、お疲れでした。 私は、例によってナマグサ坊主を決め込み、自宅の西向きの部屋で、ビール片手の撮影となりました。(ビール片手はウソですよ(笑))
辻堂は、食の始まりこそマダラ雲に覆われ、欠け具合が見え隠れする状況でしたが、最大食分の前後から薄雲状態となり、何とか撮影することができました。しかし、雲が去来する中での露出には苦労し、数カット撮影してはモニターを確認し、露出変更をするという、文字どおりの綱渡り撮影となりました。
という訳で、今日は殊の外疲れたので、欠けた太陽の画像を肴にして、一杯やりたいと思います。 (笑) (Sg)
辻堂は、食の始まりこそマダラ雲に覆われ、欠け具合が見え隠れする状況でしたが、最大食分の前後から薄雲状態となり、何とか撮影することができました。しかし、雲が去来する中での露出には苦労し、数カット撮影してはモニターを確認し、露出変更をするという、文字どおりの綱渡り撮影となりました。
という訳で、今日は殊の外疲れたので、欠けた太陽の画像を肴にして、一杯やりたいと思います。 (笑) (Sg)
藤沢北の Ky です。
21日の部分日食は、一生の見納めになるだろう、というN爺さんの警告で、何とか写真に収めようと我が家の西向きのベランダ上から、朝から(本当は30分くらい前から)待ち構えておりましたが雲が一向に晴れず、時々薄日の照る中、始まりの時刻(16h12m34sカメラ時間)を迎えました。同じ藤沢市内でも、Sgさんお住まいの辻堂(南部)と我が家(北部)とでは雲模様が少し違うようで、我が家からは辛うじて、雲の薄い部分を通して欠け始めの瞬間が撮影出来ました。しかし、その後はズーッと雲に覆われて、16h56m39sに一瞬約34%が欠けた状態が観えただけで、その後は終わりまで観えませんでした。
なお、太陽撮影は久しぶりですが、黒点に関しては一つも観えない状態で異常なノッペラボウな感じを受けました。
ネットでは石垣島海上からのYouTube中継が進行中で、最初から最後まで同時にOnline観測が出来ました。最大蝕面積割合は約93%だったようでしたが、もしかして皆既日食か、と思われた瞬間もあったのですが、少しの差でそうはならず、すれ違い感がありました。
21日の部分日食は、一生の見納めになるだろう、というN爺さんの警告で、何とか写真に収めようと我が家の西向きのベランダ上から、朝から(本当は30分くらい前から)待ち構えておりましたが雲が一向に晴れず、時々薄日の照る中、始まりの時刻(16h12m34sカメラ時間)を迎えました。同じ藤沢市内でも、Sgさんお住まいの辻堂(南部)と我が家(北部)とでは雲模様が少し違うようで、我が家からは辛うじて、雲の薄い部分を通して欠け始めの瞬間が撮影出来ました。しかし、その後はズーッと雲に覆われて、16h56m39sに一瞬約34%が欠けた状態が観えただけで、その後は終わりまで観えませんでした。
なお、太陽撮影は久しぶりですが、黒点に関しては一つも観えない状態で異常なノッペラボウな感じを受けました。
ネットでは石垣島海上からのYouTube中継が進行中で、最初から最後まで同時にOnline観測が出来ました。最大蝕面積割合は約93%だったようでしたが、もしかして皆既日食か、と思われた瞬間もあったのですが、少しの差でそうはならず、すれ違い感がありました。
秦野の Ym です。 秦野は日食開始直前の16時頃には小雨がパラついていました。小雨は直ぐに止んだのですが、全天 分厚い雲に覆われたまま、太陽の位置すら分からない状態で時間のみが過ぎて行き、結局は何も見えませんでした。(泣)
2020.05.25(月) 月水金 密状態
藤沢北の Ky です。
昨日5月24日は日没直後に、月、水星、月が接近した状態が観える、ということで、天気も良かったことで、富士山、大山等を入れた暮れなずむ中で3者の密状態を撮影しようと思っていたのですが、藤沢の我が家の近辺からは、皮肉にも肝心の西から北西にかけての低空だけはべた雲に覆われ、富士山、大山、月、水星、金星も全く見えない状態で、撮影は諦めかけていましたが、待つこと1時間、19時40分近くになって奇跡的に3者全部が雲の切れ間から顔を出してくれ、3者“密状態”だけですが何とか撮影することが出来ました。
新コロナ自粛の中の東急ストアは、見晴らしの良いいつもの6階の屋上駐車場は封鎖されていたので、仕方なく5階の駐車場の西側端からの撮影でした。私以外にも数人の撮影者の方々はいましたが、撮影場所ではSocial Distanceはkeepされておりました。
昨日5月24日は日没直後に、月、水星、月が接近した状態が観える、ということで、天気も良かったことで、富士山、大山等を入れた暮れなずむ中で3者の密状態を撮影しようと思っていたのですが、藤沢の我が家の近辺からは、皮肉にも肝心の西から北西にかけての低空だけはべた雲に覆われ、富士山、大山、月、水星、金星も全く見えない状態で、撮影は諦めかけていましたが、待つこと1時間、19時40分近くになって奇跡的に3者全部が雲の切れ間から顔を出してくれ、3者“密状態”だけですが何とか撮影することが出来ました。
新コロナ自粛の中の東急ストアは、見晴らしの良いいつもの6階の屋上駐車場は封鎖されていたので、仕方なく5階の駐車場の西側端からの撮影でした。私以外にも数人の撮影者の方々はいましたが、撮影場所ではSocial Distanceはkeepされておりました。
Kyさん、藤沢では24日は月水金の三密?見れたのですね!こちら秦野ではダメでした。その代わり昨晩(25日)は、雲の切れ目から月水金を撮れましたので写真をアップします。雲が邪魔をして3つ一緒には撮れなかったので、個別に撮影しました。
月は、高度10度ぐらいしかない低空の割には空気の揺らぎが少なく、よく写りました。
400mm/F6.3/露出1/8秒、46%トリミング後4:3から1:1に切り出し
金星は、400mm望遠レンズでもしっかりと三日月形状がわかりました。
400mm/F6.3/露出1/3秒、46%トリミング後4:3から1:1に切り出し
水星は、山の端に沈むところを撮りましたが、雲で切れ切れになってしまいました。 (On)
350mm/F5.9/露出15秒x26コマ比較明合成、4:3から1:1に切り出し
月は、高度10度ぐらいしかない低空の割には空気の揺らぎが少なく、よく写りました。
400mm/F6.3/露出1/8秒、46%トリミング後4:3から1:1に切り出し
金星は、400mm望遠レンズでもしっかりと三日月形状がわかりました。
400mm/F6.3/露出1/3秒、46%トリミング後4:3から1:1に切り出し
水星は、山の端に沈むところを撮りましたが、雲で切れ切れになってしまいました。 (On)
350mm/F5.9/露出15秒x26コマ比較明合成、4:3から1:1に切り出し
【撮影データ(共通)】 カメラ:Olympus E-M5Mark2 レンズ:Panasonic 100-400mm/F4-6.3 感度:ISO200
2020.04.05(日) 金星とすばる、8年ぶりの大接近
さて、4月2日から4日の3日間は、金星とプレアデス星団が8年ぶりに大接近するということで撮影してみました。
撮影方法は西向きの部屋の中に大型三脚を据え、風呂上がりのくつろいだ姿で、ビール片手に撮影するという、究極のずぼら撮影でした(笑)。
ただ3日の夜(薄雲あり)は、撮影の都度のモニター確認で、金星が長楕円状に写っており、一瞬レンズが壊れたのかと思ったほどでした。試しに、OFFにしておいたVR(手振れ防止)をONにしてみると、正常な円形になったのですが、これは、Ymさんの写真のとおり、薄曇り状態で生じた金星柱だったのですね(笑)。
・・・しかしVRをONにすると正常な円形に戻るとは??? (Sg) 画像クリックで拡大表示できます。
※ 次回の大接近は2028年4月3日~4日で、この時は金星が星団のなかを通過していくそうです。
撮影方法は西向きの部屋の中に大型三脚を据え、風呂上がりのくつろいだ姿で、ビール片手に撮影するという、究極のずぼら撮影でした(笑)。
ただ3日の夜(薄雲あり)は、撮影の都度のモニター確認で、金星が長楕円状に写っており、一瞬レンズが壊れたのかと思ったほどでした。試しに、OFFにしておいたVR(手振れ防止)をONにしてみると、正常な円形になったのですが、これは、Ymさんの写真のとおり、薄曇り状態で生じた金星柱だったのですね(笑)。
・・・しかしVRをONにすると正常な円形に戻るとは??? (Sg) 画像クリックで拡大表示できます。
※ 次回の大接近は2028年4月3日~4日で、この時は金星が星団のなかを通過していくそうです。
金星とスバル星団の大接近- 4月3日&4月4日
藤沢北の Ky です。
4月3日と4月4日は金星とスバル星団(M45)との大接近の様子を、両日の夕方、SG氏同様私も西向きの部屋内から撮影してみました。
2日間とも天気には恵まれましたが、月が明るいのと周囲の光害とで、スバルは藤沢の我が家からは観え難くなっていて金星とスバル星団との間の明度差が大きいので、撮影には苦労しました。150mm-600mmのズームレンズでいろいろと焦点距離を変えて撮影してみましたが、600mmがスバルらしく一番迫力があるようでした。金星は、4月3日にはスバルの MeropeとElectra, 4日には少し天頂よりのAtlasに接近しており、日ごとに天頂の方に向かっているようです。
なので、600mmで撮影した4月3日と4日の撮影の写真をアップします。撮影条件などは、写真下部に記載。
藤沢北の Ky です。
4月3日と4月4日は金星とスバル星団(M45)との大接近の様子を、両日の夕方、SG氏同様私も西向きの部屋内から撮影してみました。
2日間とも天気には恵まれましたが、月が明るいのと周囲の光害とで、スバルは藤沢の我が家からは観え難くなっていて金星とスバル星団との間の明度差が大きいので、撮影には苦労しました。150mm-600mmのズームレンズでいろいろと焦点距離を変えて撮影してみましたが、600mmがスバルらしく一番迫力があるようでした。金星は、4月3日にはスバルの MeropeとElectra, 4日には少し天頂よりのAtlasに接近しており、日ごとに天頂の方に向かっているようです。
なので、600mmで撮影した4月3日と4日の撮影の写真をアップします。撮影条件などは、写真下部に記載。
2020.03.29(日) 3月24~25日の追加画像
今回は、撮影機材の変更に伴う試験撮影に終始費やしました。何を変更したかと言うと・・・
①ガイドスコープのファインダーを、3㎝→5㎝に変更。老眼の為、見難くなっていますので・・・(笑)
②消費電力の関係で、ヒーターを省エネタイプ(100V→5V)に変更。
③配線の煩雑さを解消する為に、ケーブル端子のユニット化。
④IS0感度と、露出時間の変更による写り具合の最終確認。
画像のM51(りょうけん座)の方は、ISO3200・50秒露出×60枚迄上げましたが、(ISO400・5分露出×12枚)の低感度・長時間撮影に比べ、淡い部分の映りがイマイチでした。画像のNGC4535+4526(おとめ座)の方は、偶然2つの小惑星が紛れ込んでいました。 今回の結果を踏まえ、次回はISO800・5分露出×12枚で挑戦です。(N爺)
①ガイドスコープのファインダーを、3㎝→5㎝に変更。老眼の為、見難くなっていますので・・・(笑)
②消費電力の関係で、ヒーターを省エネタイプ(100V→5V)に変更。
③配線の煩雑さを解消する為に、ケーブル端子のユニット化。
④IS0感度と、露出時間の変更による写り具合の最終確認。
画像のM51(りょうけん座)の方は、ISO3200・50秒露出×60枚迄上げましたが、(ISO400・5分露出×12枚)の低感度・長時間撮影に比べ、淡い部分の映りがイマイチでした。画像のNGC4535+4526(おとめ座)の方は、偶然2つの小惑星が紛れ込んでいました。 今回の結果を踏まえ、次回はISO800・5分露出×12枚で挑戦です。(N爺)
2020.03.25(水) 20日夜、931高地での結果
3月20日に931高地で撮った画像の処理がやっと出来たのでアップします。 (Ym)
①アトラス彗星(C/2019Y4)
急激に明るくなってきました。誰も信じていないと 思いますが、マイナス等級になるとの予報もあります。 ②パンスターズ彗星(C/2017T2) まだまだ明るく健在です。 ③アトラス彗星(C/2019N1) ついでに撮影(笑) ④レモン彗星(C/2019U6) 小惑星として考えられていたのが、彗星でした。 ⑤ニート彗星(246P) 246という数字に魅かれて撮影。 ⑥日本の人工衛星 AQT-D 水を推進剤にする超小型衛星です。 |
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2020.03.21(土) 火星、木星、土星と月齢 26.5 の月
本日(21日)早朝、辻堂海岸で火星、木星、土星と月齢26.5の月が並ぶ情景を撮影しました。
今回は、リーのシート状のソフトフィルター№3(10センチ角)を使用しましたが、地上の景色(今回は月も含めて)がシャープに写るように、レンズ面の下部約1/3にはフィルターが掛からないように装着しての撮影でした。 市販のハーフ・ソフトフィルターと同じ使い方です・・・と書くと格好いいのですが、何を隠そうこのフィルターは、フィッシュアイレンズ用に購入したもので、レンズ後部装着枠に合わせてハサミで切り取った残りを利用したという、いわば究極の廃品利用(ケチケチ利用)とでもいえましょうか。(笑) (Sg) |
ることにしました。撮影時刻は4時21分で、まだ空は青さよりも黒さが支配する時刻でした。
木星と火星との見かけ上の距離は満月1.5個分位との事です。木星の4つのガリレオ衛星も撮影出来ました。
これから火星は東の方に移動して行き、3月31日から4月1日にかけて土星とのランデブー(満月2個分くらいの距離)が観られるそうですので、また撮影チャンスですね。 (Ky)
木星と火星との見かけ上の距離は満月1.5個分位との事です。木星の4つのガリレオ衛星も撮影出来ました。
これから火星は東の方に移動して行き、3月31日から4月1日にかけて土星とのランデブー(満月2個分くらいの距離)が観られるそうですので、また撮影チャンスですね。 (Ky)
2020.02.24(月) 931高地での撮影成果
2020.02.11(火) 2月9日と11日のスターリンク衛星群(第4群)
ここしばらく明け方の空に、スターリンク衛星群(第4群)が姿を見せています。残念ながら2月7日のスターリンク衛星群(第4群)は、辻堂では雲のため観ることができませんでした。
ようやく、晴天に恵まれた9日と本日(11日)撮影することができたので、画像をアップします。
9日は北斗七星の柄の部分(予報光度3.3等級~3.5等級)を通過しましたが 暗く肉眼でかろうじて2個しか見えませんでした。
一方11日は、りゅう座頭部からこと座付近を通過(予報光度3.1等級~3.3等級)して、南東のいて座方向にぞろぞろと飛翔していきました。写真では19個写っていますが、とても明るく全て肉眼で観ることができました。 (Sg)
ようやく、晴天に恵まれた9日と本日(11日)撮影することができたので、画像をアップします。
9日は北斗七星の柄の部分(予報光度3.3等級~3.5等級)を通過しましたが 暗く肉眼でかろうじて2個しか見えませんでした。
一方11日は、りゅう座頭部からこと座付近を通過(予報光度3.1等級~3.3等級)して、南東のいて座方向にぞろぞろと飛翔していきました。写真では19個写っていますが、とても明るく全て肉眼で観ることができました。 (Sg)
2020.02.10(月) 夕焼け富士と ISS
今夕、夕焼け空と富士山を背景に国際宇宙ステーションの飛翔が観られそうなので、いつものように近くの湘南東急ストアの屋上駐車場から連続撮影を試みました。CalSkyの予測では、出現は西北西方角から18時08分44秒でしたが、実際に見え始めたのは、18時10分32秒からでした。Camera : Nikon D810A with Nikkor Zoom Lens f/2.8e 24~70mm (@28mm)、S/S: 2sec, f/6.3, ISO 3200と言う撮影条件で、連続200枚撮影し、そのうち写真フレームにISSが撮影された84枚をKikuchi Magicにて比較明合成しました。背景は太陽が地平線下12°沈んだ時の夕焼けを背景に、富士山を真西にその少し北側に大山が夕焼け、南西の空には金星が明るく光っております。
ISSまでの距離は、写真の一番左端のところで、≒830km でした。 (Ky) |
2020.01.23(木) 1月度の931高地での成果
前回、10分の露出で撮影した際、飛行機等の影響で、何コマかのロスが発生。(1/6の損失は結構大きいでのす・・・キリッ!) そこで今回は、リスク削減の観点から露出時間を半分の5分にし、撮影枚数を倍の12枚に変更。今後も試行錯誤が続きますが、好きな趣味で悩むは苦になりませんからね!
M31は、薄明後でだいぶ西に傾いていた為、結構光害の影響下での撮影でした。
M106、思った程淡い腕が写りませんでした。トホホ・・・
NGC2903は、何とか細くて淡い腕の先端部分が写りました。
次回の撮影時は、Iso感度の設定について考えて行きたいと思います。(N爺)
M31は、薄明後でだいぶ西に傾いていた為、結構光害の影響下での撮影でした。
M106、思った程淡い腕が写りませんでした。トホホ・・・
NGC2903は、何とか細くて淡い腕の先端部分が写りました。
次回の撮影時は、Iso感度の設定について考えて行きたいと思います。(N爺)